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セルフリノベーションとは?メリット・デメリットから注意点まで解説

実家などの空き家をそのままにしておくのはもったいないと感じつつも、業者にお願いすると費用がかさむとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

解体するにもまとまったお金が必要になるため、どうにか費用を抑えようと頭を悩ませてしまいがちです。

そんな中で昨今はDIYの需要が高まっており、ご自身で家を直すセルフリノベーションを検討される方も増えてきました。

この記事では、セルフリノベーションのメリットやデメリットから、失敗しないための注意点までを詳しく解説します。

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空き家活用で注目の「セルフリノベーション」とは?

費用をかけずに空き家をなんとかしたいと考えたときに、セルフリノベーションを候補に入れても、そもそもどこまで自分でできるのか疑問に思う方も多いでしょう。

リノベーションとは、建物の機能や価値を高める規模の改修です。

その中でも、セルフリノベーションに向いている作業は床の張り替えや壁の塗装です。

基本的には、間取りやデザインを考える設計作業から、建材を加工して組み立てる施工作業、そして塗装やタイル貼りなどの仕上げまでをご自身で担うことになります。

予算や時間、目的に合わせて、ご自身の好きなペースやレベルで進められるのが魅力です。

空き家のDIYについてはこちらも>空き家DIYは初心者でも可能?注意点や事例を含めて徹底解説

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最大の魅力はコスト削減!自分でリノベに挑戦する3つのメリット

ご自身でリノベーションを行うことは、費用削減やそれ以外にもおすすめのポイントがあります。

費用をあまりかけられない方にとって、自分たちの手で進められるセルフリノベーションは選択肢の一つです。

ここでは、自身でリノベーションすることで得られる3つのメリットについて解説します。

①材料費中心で費用を抑えられる

セルフリノベーションを取り入れることで、人件費や、業者や設計士に渡す設計費用などを省くことができます。

かかる費用を材料費中心に抑えられるため、予算を減らせることがポイントです。

直す規模にもよりますが、場合によっては数百万円もの費用を節約できるかもしれません。

また、修繕する範囲を限定すれば、数万円からといった小規模な改修から始めることもできます。

予算に合わせて柔軟に対応できるため、金銭的な負担を減らしたい方にとっておすすめです。

②作業を自分のペースで自由に進められる

セルフリノベーションであれば、週末や連休など、ご自身の都合に合わせて段階的に作業を進めることができます。

工程ごとに休止期間を挟むこともできるため、日常生活に負担をかけすぎず、無理なく継続できるのが魅力です。

ただし、作業を進めている期間中は、購入した材料や使用する道具を保管しておくための安全な場所が必要になります。

いつまでにどの作業を終わらせるか、完成までのスケジュールを事前にしっかりと計画しておくことで、途中で行き詰まることなくスムーズに進めることができます。

③知識や技術が身につく

ご自身で作業を進めていく中で、建材の選び方や工具の扱い方など、技術や知識を自然と身に付けることができます。

最初はわからないことだらけでも、ひとつひとつの工程を終えれば、経験にもなります。

自分で家を直したという実績は、確かな自信にもつながるはずです。

また、一度技術を身につけたら、将来的にちょっとした修繕やメンテナンスが必要になった場合でも、業者に頼らず自身で対応できます。

長い目で見ると、維持管理にかかる費用を抑えることにもつながるメリットです。

空き家DIYの費用相場はこちらも>空き家DIYとは?費用相場やメリット・デメリットについて解説

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途中で挫折しないために!知っておくべき4つのデメリット

費用を抑えられて自由度も高いセルフリノベーションですが、良いことばかりではありません。

長年そのままになっている空き家を直すのは、想像以上に労力がかかるものです。

安易に始めてしまうと、途中で手が止まってしまい、結局そのまま放置してしまうことにもなりかねません。

負担をこれ以上増やさないためにも、事前に知っておくべき4つのデメリットを確認しておきましょう。

①時間と体力が必要になる

家を直す作業は、想像している以上に時間と体力を消費します。

リノベーションする規模にもよりますが、プロの業者に依頼すれば2ヶ月程度で終わる内容が半年や一年以上かかってしまうことも珍しくありません。

作業量が多くなるため、仕事や日常生活との両立が難しくなり、疲労が溜まってしまうことも考えられます。

また、壁や床を剥がしてみて、腐食やシロアリ被害などの予期せぬ不具合が発見される可能性もあり、その対応で工程が延びてしまうこともあります。

なかなか作業が進まないことでモチベーションが低下し、途中で中断したり、そのまま放置してしまったりする恐れもあるため注意が必要です。

②仕上がり品質が落ちる

丁寧に作業をしたつもりでも、プロの仕上がりと比べると、完成のクオリティは落ちてしまいます。

たとえば、壁紙をシワやヨレがないように綺麗に張るだけでも、技術が必要で想像以上に難しいものです。

どうしても見栄えに差が出やすいため、仕上がりの美しさを重視する方にとっては不満が残るかもしれません。

また、誤った施工をしてしまった場合は、やり直すための手直しが必要になります。

その結果、せっかく購入した材料が無駄になったり、余計な時間を費やしてしまったりと、ロスが発生しやすい点も注意が必要です。

③怪我や事故が起こる可能性がある

普段使い慣れていない工具を扱う作業では、怪我のリスクがあります。

電動ドライバーやノコギリなどの刃物を誤って使用し、怪我をしてしまうかもしれません。

また、作業現場の安全対策が不十分な場合、立てかけていた板が突然倒れてきたり、高いところから物が落ちてきたりする事故も起こり得ます。

他にも、建材などの重いものを無理に一人で運ぼうとして、腰を痛めてしまうなど身体を壊してしまうケースもあります。

慣れない作業を行う際は、常に周囲の状況に気を配り、自身の安全を最優先に確保しながら慎重に進めることが大切です。

④大規模な場合は建築基準法の知識が必要になる

建物の構造に関わるような大規模な修繕や改築を行う場合は、建築基準法の知識が必要になります。

内容によっては、作業を始める前に役所に確認申請を提出し、許可を得なければならない決まりになっています。

建築基準法には、建物の敷地や構造、設備、用途に関する最低限の基準が厳格に定められています。

ご自身の判断で進めた結果、この基準に沿っていないことが後から発覚した場合、施工の停止を命じられることもありえます。

知らなかったでは済まされない事態になることもあるため、少しでも規模の大きい工事になる場合は、事前に専門家や役所に相談するといいでしょう。

参考:e-GOV法令検索|建築基準法

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初心者でも失敗しにくい!壁や床など「始めやすい箇所」5選

空き家をなんとかしたいと思っても、いきなり大掛かりな作業に挑戦するのはハードルが高いかと思います。

まずは、比較的簡単で目に見えて変化がわかりやすい部分から手を付けてみるのがおすすめです。

ここでは、セルフリノベーション初心者の方でも挑戦しやすく、失敗しにくい「始めやすい箇所」を5つご紹介します。

①壁のセルフリノベーション

お部屋の雰囲気を変えたい場合は、壁のリノベーションから始めるのがおすすめです。

ご自身の好きな色に塗り替えたり、漆喰や珪藻土などの自然素材を塗ったり、新しい壁紙に張り替えたりと、様々な方法があります。

壁紙は気泡が入らないようにしたり、隙間ができないようにピッタリと張ったりするのが意外に難しい作業です。

しかし、特別な工具がなくても始められるため、初心者の方でも取り掛かりやすい箇所と言えます。

壁が綺麗になるだけでも、長年放置されていた空き家の暗い雰囲気が明るく変わります。

②床のセルフリノベーション

床の古さが気になる場合は、今の状態を活かしながら直す方法を検討してみましょう。

おすすめの方法は3つです。

  • 床材シートを敷く
  • 無垢フローリングのオイル仕上げをする
  • 既存の床の上に新しいフローリングを重ね張りする

床の下地からすべて解体して作り直すのではなく、今のフローリングの上からシート状の床材を敷くなどの工夫であれば、比較的挑戦しやすい作業です。

一方で、古い床を完全に剥がして一からフローリングを張り替えるような大掛かりな作業は難易度が高いため、無理をせずに専門の業者に依頼するのがおすすめです。

まずは狭い部屋の床から少しずつ試してみると、失敗のリスクを減らすことができます。

③トイレのセルフリノベーション

水回りのリノベーションは難しいイメージがありますが、トイレの空間づくりであれば、行える部分も多いです。

トイレの便器などの設備自体を交換するのではなく、以下の3つのようにして雰囲気を変えていきます。

  • 便器周りの壁を塗る
  • 壁紙を張り替える
  • 床材シートを敷く

また、ちょっとした収納棚をご自身で作って設置するのも、実用性が高まって便利です。

トイレは狭い空間なので、使用する素材を選ぶ際には、汚れを落としやすいものや脱臭効果があるものを意識して選ぶと、後々のお手入れが楽になります。

清潔感のある空間に仕上げることで、印象も良くなります。

④扉のセルフリノベーション

お部屋の出入り口にある扉を少し変えるだけでも、空間全体のアクセントになります。

おすすめの方法は3つです。

  • 古くなったドアノブを新しいものに交換する
  • ドア全体をご自身の好きな色に塗り替える
  • シールなどで装飾する

または、思い切ってドア自体を新しいものに交換してしまうのも一つの手です。

その中でも、ドライバーひとつでできるドアノブの交換や、表面の装飾、ドアのセルフペイントなどの作業は、特別な技術がなくても比較的簡単に取り組むことができます。

少し手を加えるだけで、お家全体の愛着がより一層深まるはずです。

お好みのデザインを取り入れて、自分好みの空間に変えるのもおすすめです。

⑤キッチンのセルフリノベーション

生活感が出やすいキッチン周りも、少しの工夫でおしゃれな空間に変わります。

キッチンの設備そのものを動かすのではなく、周辺の壁や収納部分に手を加えるのがポイントです。

例えば、壁の一部をタイル張りに変えたり、おしゃれな黒板を設置したり、壁の塗装をしたりすることで雰囲気がガラッと変わります。

また、キッチン台の引き出しに装飾用のシートを貼ったり、開き戸や食器棚の取っ手を付け替えたりすることもおすすめです。

毎日目に入る場所だからこそ、ご自身の好みに合わせて彩りを加えてみてください。

作業スペースがきれいになると、料理もしやすくなります。

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始める前に確認!失敗しないための4つの注意点

いざ空き家のリノベーションを始めようと思っても、何から手をつければいいのか迷ってしまうでしょう。

準備不足のまま見切り発車で作業を始めてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれたり、近隣の方に迷惑をかけてしまったりする可能性があります。

作業を開始する前に確認しておくべき4つの注意点を押さえておきましょう。

①全体的な計画と必要な素材や道具をリスト化しておく

作業をスムーズに進めるためには、事前の計画と準備が必要です。

リノベーションに必要な木材や塗料などの素材、工具などの道具類を用意する必要があります。

汚れてもいい作業服や、足元を守る安全靴、滑りにくいゴム付きの手袋など、安全面に気をつけたアイテムもしっかりと準備しておきましょう。

計画を立てながら必要なものを事前にリスト化しておくことで、買い忘れなどの漏れを防ぐことができます。

また、購入した材料を置いたり、木材をカットしたりするための安全な作業場をどこに確保するかもあらかじめ考えておくことが大切です。

②廃材やゴミの処分方法を確認しておく

リノベーションの作業を進めていくと、予想以上にたくさんの廃材やゴミが出てきます。

そのため、不要になったものの処理方法を事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

ゴミの分別ルールや処分方法は自治体によって細かく異なるため、お住まいの地域の規定をあらかじめ調べておきましょう。

釘やネジ、ガラスなどは一般の燃えないゴミとして捨てられる地域もありますが、量が多い場合は専門の業者に引き取ってもらう産業廃棄物として扱われることも少なくありません。

なお、余った資材は捨てずにとっておき、次のDIYで使用したり、必要としている人に譲ったりすることで、資源を有効活用できます。

③周りを汚したり傷つけないように保護する

作業中は、どうしても木くずが出たり、塗料が跳ねたりすることがあります。

大切な家具や、直さない予定の壁、床などを誤って汚したり傷つけたりするリスクを減らすためにも、施工箇所の周囲をしっかりと養生して保護することが大切です。

例えば、新しい家具を組み立てる際は床に厚手の布を敷いたり、壁を塗装する際ははみ出さないように養生テープで縁を保護したりします。

作業しない箇所には、広めにブルーシートを敷いてカバーしておくといいでしょう。

ほんの一手間をかけるだけで、塗料の飛び散りや予期せぬ傷からお家を守ることができます。

④近隣住民への配慮をしておく

空き家のお手入れで忘れてはいけないのが、ご近所の方々への配慮です。

作業を行う日程や時間帯をあらかじめ決めておき、作業に入る前には必ず近隣住民の方へリノベーション作業をすることの挨拶回りをしておきましょう。

ノコギリで木を切る音や、ハンマーで叩く音など、作業中は想像以上に激しい音や振動が発生します。

そのため、深夜や早朝に音を発するような作業を行うのは避けるべきです。

騒音などが原因でご近所トラブルにならないように、周囲への気配りは心がけましょう。

空き家のDIYの注意点や事例についてはこちらも>空き家DIYは初心者でも可能?注意点や事例を含めて徹底解説

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ここは業者に依頼!素人が手を出してはいけない3つの工事

「全部自分でやってみたい」と考える方もいるかもしれません。

しかし、家を直す作業の中には、素人が手を出してはいけない箇所があります。

万が一の事故や建物の崩壊を招かないためにも、専門の資格や高度な技術が求められる部分は、迷わずプロの業者に頼ることが重要です。

ここでは、安全のために必ず業者に依頼すべき3つの工事について解説します。

①インフラ設備工事

生活に欠かせない電気や水道、ガスなどのインフラ設備に関する工事は、国の法律で専門の資格が必要と定められています。

そのため、有資格者以外の人は作業をしないようにしましょう。

下手に触ってしまうと、漏電、漏水、ガス漏れなどの発生リスクがあります。

インフラ設備工事は専門的な知識と高度な技術が必要になるので、少しでも設備に触れる必要がある場合は、自身で行わずにプロの業者に依頼してください。

②補強工事

建物の柱や梁など、建物全体の強度に関わるような補強工事については、必ず専門業者への依頼が必要です。

床下地にコンクリートパネルなどの補強板を設置するといった、ごく部分的な補強作業であればセルフで行うことができます。

耐震工事などは、専門的な構造計算などが必要不可欠になるため、建築士などの専門家にお願いする必要があります。

さらに注意が必要なのは、2006年以前に造られた古い建物です。

健康被害をもたらすアスベストを含む建材が使用されている可能性があり、取り扱いには規定があるため、資格を有する専門業者に依頼する必要があります。

参考:厚生労働省|アスベスト(石綿)情報

③大規模な間取りの変更

部屋を広くしたい、間取りを変えたいという理由から、壁や柱の撤去は危険です。

一見すると邪魔に見える壁や柱でも、建物の構造や工法によっては、建物を支えるために必ず必要なものがあります。

建物の要になる壁や柱を知らずに撤去してしまうと、建物の強度が落ち、倒壊してしまう恐れがあります。

間取りの変更を伴うような規模の改修を検討している場合は、どの壁なら壊しても大丈夫なのか、事前に建築の専門業者へ相談するといいでしょう。

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空き家のことなら湘南空き家ラボへご相談を

空き家にかかる費用を削減しようとセルフリノベーションを考えてみても、実際には多くの専門知識や入念な前準備が必要になります。

ご自身で直すのが難しい、あるいは時間や労力をかけられないとお悩みの方は、ぜひ一度「湘南空き家ラボ」にご相談ください。

湘南空き家ラボでは、オーナー様にかかる費用負担ゼロで空き家を活用するお手伝いをしています。

建物のリフォームや片付けもすべて私たちが引き受けますので、遠方にお住まいで現地に行けない方でも安心してお任せいただけます。

空き家に関する無料相談を行っておりますので、お困りごとがあればお問い合わせフォームからいつでもお気軽にお問い合わせください。

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