所有している空き家を訪れた際、軒下に蜂の巣ができているのを見つけ、すぐに駆除すべきか迷っていませんか。
人の出入りが少ない空き家は、蜂が巣を作りやすく、気づかないうちに巣が大きくなり、近隣住民や訪問者が刺されるおそれもあります。
この記事では、空き家の蜂の巣を放置するリスクや見つけたときの安全な対処法、蜂の種類別の駆除費用相場、業者選びの注意点を解説します。
蜂の巣を見つけたときの正しい対応と駆除費用の目安を理解して、安全に対処しましょう。
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空き家の蜂の巣を放置すると起きやすい3つのトラブル

蜂の巣を放置すると、刺傷事故に加え、空き家の管理停滞や駆除費用の増加を招きます。
ここでは、空き家の蜂の巣によって起こりやすい3つのトラブルを解説します。
近隣住民や訪問者が刺されてしまう
大きくなった蜂の巣は、周囲を通る人や郵便配達員、庭の様子を見に来た近隣住民が近づいただけでも蜂を刺激し、蜂に刺されてしまうおそれがあります。
特にスズメバチは巣に近づいた相手を集団で攻撃することがあり、敷地の外を歩いていた人まで被害に遭いかねません。
事故が起きた場合は、空き家の所有者が管理責任を問われ、治療費や慰謝料を請求される可能性も考えられます。
そのため、道路や住宅など人通りのある場所に面した空き家ほど、早急な対応が必要です。
空き家の管理・修繕ができなくなる
軒下や戸袋、庭木に蜂の巣があると、作業中に蜂を刺激する危険があるため、草刈りや外壁の点検、雨漏りの補修を安全に進められません。
リフォームの際に、修繕業者から先に蜂の巣を駆除するよう求められ、予定していた工事が延期になる場合もあります。
特に蜂の活動が活発になる夏場は、玄関や庭の周辺を蜂が飛び回り、所有者や管理業者が敷地内へ入ることさえ難しくなります。
手入れが止まれば雑草が伸び、雨漏りや外壁のひび割れなども放置されるため、建物の劣化が進んで修繕範囲や費用が増えるおそれもあります。
空き家はどこまで直すべき?リフォーム方法別の費用と判断基準を解説
駆除費用や危険度が増してしまう
蜂の巣は、春から夏にかけて働き蜂が増えるとともに大きくなります。
巣が大きくなるほど蜂の数も増え、駆除に必要な作業員や薬剤、作業時間が増加します。
高い場所や屋根裏、外壁の内部に巣がある場合は、専用の機材や建材を取り外す作業も必要です。
発見後の対応が遅れるほど、駆除費用が増えるだけでなく、蜂に刺される危険も高まります。
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蜂の巣を見つけても近づかない!空き家での安全な対処法

蜂の巣を見つけた直後の行動を誤ると、蜂を刺激して刺される危険があります。
ここでは、安全の確保から自治体や駆除業者へ相談するまでの4つの手順を解説します。
すぐ離れて周りの立ち入りを防ぐ
蜂の巣を見つけたら、近づいて写真を撮ったり棒で触ったりせず、すぐに巣から距離を取りましょう。
蜂がこちらへ向かってきていない場合は、大声を出したり手で払ったりせず、ゆっくりと後退してください。
蜂に追われたときは、建物や車の中へ避難してドアや窓を閉めます。
安全を確保したら、門扉や庭の入り口に「蜂の巣あり・立入禁止」と書いた貼り紙を設置し、近隣住民にも伝えておきましょう。
子どもや訪問者が誤って敷地へ入らないよう、門扉の施錠も確認しておくと安心です。
刺されて異変があれば迷わず救急車を呼ぶ
蜂に刺されたら、まず巣から離れ、建物や車の中など安全な場所へ移動します。
全身のじんましんや顔・喉の腫れ、息苦しさ、めまい、繰り返す嘔吐、意識がもうろうとする症状が1つでもあれば、すぐに119番へ通報してください。
救急隊には「蜂に刺されたこと・現れている症状・現在地」を伝えます。
医師からアドレナリン自己注射薬を処方されている場合は、指示どおりに使用したうえで救急車を待ちましょう。
過去に刺されて症状が軽かった人でも、次に同じ反応で済むとは限りません。
通報後は歩き回らずに安静にし、傷口を流水で洗って、布で包んだ保冷剤などで冷やします。
安全な場所から蜂と巣を確認する
駆除業者へ相談する前に、建物の窓越しや門の外など、安全な場所から巣の状態を確認します。
確認するのは「巣の形・大きさ・作られている場所・地上からの高さ」の4点です。
巣の形は、ボール状か、六角形の巣穴が見えるシャワーヘッド状かを確認し、大きさは野球ボールやバレーボールなどに例えると伝わりやすくなります。
設置場所は「1階の軒下・2階の戸袋の中・庭木の高さ約2メートル」のように、位置と高さを具体的に記録しましょう。
これらの情報を業者へ伝えると、必要な作業員や道具を判断しやすくなり、見積もりもスムーズに進みます。
自治体の支援や専門業者から駆除の依頼先を選ぶ
蜂の巣を駆除したいときは、最初に空き家がある市区町村へ相談し、利用できる支援制度がないか確認します。
自治体によっては、スズメバチの巣を対象に無料駆除や費用の補助、防護服の貸し出しなどを行っています。
問い合わせる際は、次の4点を確認しましょう。
- 空き家も対象になるか
- 補助対象となる蜂の種類
- 申請期限
- 指定業者の有無
自治体の支援を利用できない場合や早急な駆除が必要な場合は、蜂の巣駆除を専門とする駆除業者への依頼を検討してください。
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蜂の種類でいくら変わる?空き家の蜂の巣駆除費用相場

空き家の蜂の巣駆除にかかる費用を左右するのは、蜂の種類や巣の大きさ、巣がある場所です。
同じ大きさでも、2階の屋根付近では高所作業が必要になり、屋根裏や外壁の内部では建材を外す作業が加わることもあります。
また、攻撃性の高い蜂ほど厳重な防護対策を求められるため、アシナガバチよりスズメバチの駆除費用が高くなる傾向にあります。
蜂の種類ごとの費用相場を、次の表にまとめました。
蜂の種類 | 駆除費用の目安 |
|---|---|
アシナガバチ | 1万〜3万円 |
ミツバチ | 1万〜4万円 |
スズメバチ | 2万〜5万円 |
表の金額は目安であり、最終的な料金は現地調査後に確定します。
アシナガバチの駆除|1万〜3万円
アシナガバチは、細長い体でゆるやかに飛び、巣は六角形の部屋がむき出しになったシャワーヘッドのような形をしています。
攻撃性は高くなく、巣の直径も15センチ程度までにとどまるため、駆除は1万円から3万円が目安です。
軒下や戸袋など手の届く位置にあれば費用は下がり、2階の軒先や高木の枝先だと高所作業の分だけ上がります。
空き家では複数の巣が同時にできることもあり、その場合は巣の数に応じて追加料金がかかります。
ミツバチの駆除|1万〜4万円
ミツバチは丸みのある体で群れて飛び、床下や壁の内部、屋根裏など閉じた空間に巣をつくります。
刺激しなければ攻撃してくることは少ないものの、巣にたくわえた蜂蜜や巣板を取り除く作業が必要になり、費用は1万円から4万円が目安です。
巣が壁の中にある場合は、壁材を一部外して巣を撤去し、元に戻す作業が加わって高くなります。
蜂蜜を残すとアリや別の虫が寄ってくるため、空き家では巣板ごと片付けてもらうことが大切です。
スズメバチの駆除|2万〜5万円
スズメバチの巣は、外側が層で覆われたボールのような形で、入り口が1か所だけ開いています。
攻撃性と毒の強さから、防護服や専用の薬剤、高所用の道具が必要になり、駆除費用は2万円から5万円が目安です。
屋根裏や外壁の内部に営巣した場合や、地上5メートルを超える高さにある場合は、5万円以上になることもあります。
刺される危険が高いため、スズメバチの巣を自分で駆除するのは避け、専門業者へ依頼しましょう。
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蜂の巣駆除業者を選ぶときの注意点

空き家の蜂の巣駆除は、現地を直接見られないまま業者へ任せる場面が多く、依頼先を誤ると追加料金や再発でかえって高くつきます。
所有者が立ち会えない場合もあるため、作業の範囲と料金の条件を事前に確認しておくことが大切です。
ここでは、業者に見積もりを依頼する前に押さえておきたい4つの注意点を解説します。
蜂の種類や巣の場所に応じた駆除実績があるか
同じ蜂の巣駆除でも、床下のミツバチと屋根裏のスズメバチでは作業内容がまったく違います。
依頼先を選ぶときは、対応できる蜂の種類と、軒下・戸袋・床下・屋根裏といった場所ごとの実績を確認します。
空き家に多い戸袋の中や屋根裏の駆除は、経験の差が仕上がりに出る部分です。
ホームページの施工事例や口コミで、自分の空き家と近い条件の作業をこなしているかを見ておきましょう。
追加料金が発生する条件が明確か
見積もりを確認するときは、総額だけでなく、基本料金に含まれる作業範囲も確かめます。
追加料金が発生しやすい主な条件は、次のとおりです。
- 2階以上や屋根上での高所作業
- 複数の蜂の巣を駆除する作業
- 屋根裏や外壁を開ける作業
- 巣が事前の想定より大きかった場合
写真による概算見積もりでは、現地で巣の大きさや蜂の種類が想定と異なり、料金が上がる可能性もあります。
契約前に追加料金の上限を決め、上限を超える場合は作業前に連絡してもらいましょう。
確認した内容は口頭だけで済ませず、金額や条件を見積書へ記載してもらうと安心です。
侵入口対策まで見積もりに含まれているか
戸袋や屋根裏、外壁の内部に巣がある場合は、巣を撤去するだけでなく、蜂が出入りしていた隙間をふさぐ必要があります。
侵入口を残したままにすると、翌シーズン以降に別の蜂が入り込み、同じ場所へ巣を作るおそれがあるためです。
見積書では、次の内容を確認しましょう。
- 蜂の侵入口を特定する作業
- 隙間をふさぐ作業と使用する材料
- 侵入口対策にかかる追加費用
- 駆除後の点検や再発保証
換気口は、屋根裏や床下にこもる湿気や熱を外へ逃がす役割があります。
完全にふさぐと結露やカビ、木材の腐食につながるため、通気性を保てる防虫網などで蜂の侵入を防ぎましょう。
侵入口対策に対応していない駆除業者の場合は、補修が必要な場所を写真に残してもらい、工務店や修繕業者への相談を検討する必要があります。
戻り蜂の保証期間と損害賠償保険の有無を確認できるか
蜂の巣を撤去したあとも、餌を探しに出ていた働き蜂が元の場所へ戻り、周囲を飛び回ることがあります。
戻り蜂による刺傷事故を防ぐため、再駆除を無料で依頼できる期間と回数を契約前に確認しましょう。
業者によって保証期間は異なりますが、作業後2週間から1か月ほどに設定されている場合があります。
無料保証の対象となる蜂や場所に加え、出張費や薬剤費が別途かからないかも確認が必要です。
あわせて、作業中に外壁や屋根、窓などを傷つけた場合に備え、業者が損害賠償保険へ加入しているかを確認します。
空き家は損傷の発見が遅れやすいため、保証内容と保険への加入が分かる書類を受け取り、作業前後の写真も残してもらいましょう。
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空き家に蜂の巣を作らせない予防策

蜂の巣を撤去しても、軒下や戸袋の隙間、伸び放題の庭木などが残っていれば、翌年以降に別の蜂が巣を作る可能性もあります。
特に春先の巣は小さくて見つけにくいため、蜂の活動が活発になる夏までに点検と対策を済ませることが大切です。
ここでは、侵入口の補修や庭木の剪定など、空き家で実践できる6つの予防策を紹介します。
遠方に住んでいる場合は、空き家管理サービスも利用しながら、無理なく続けられる方法を選びましょう。
軒下や戸袋を定期的に点検する
多くの蜂は、4月から6月ごろに巣を作り始めます。
この時期の巣はゴルフボールほどの大きさです。
春から初夏にかけては月に1回を目安に空き家を訪れ、軒下や戸袋、ベランダの裏、換気フードの周辺を離れた場所から確認しましょう。
見つけた巣が小さくても、近づいて殺虫剤を噴射するのは危険です。
蜂の種類が分からない場合やスズメバチの可能性がある場合、高い場所に巣がある場合は、自治体や駆除業者へ相談しましょう。
点検日と巣の場所を記録し、同じ位置から写真を撮っておくと、前回からの変化を確認しやすくなります。
巣を作られやすい場所に蜂用忌避剤を散布する
軒下や戸袋、換気口の周辺など、蜂が巣を作りやすい場所には、巣作り予防用と表示された蜂用忌避スプレーを使用します。
空き家全体へ大量に散布するのではなく、製品の説明書に従って対象箇所へ吹きかけることが重要です。
薬剤の効果が続く期間は製品や天候によって異なるため、散布日と次回の使用時期を記録しておきましょう。
蜂の活動が始まる春先に散布し、効果が切れる前に塗り直すと、訪問できない期間の巣作り予防につながります。
すでに蜂が飛び回っている場合や巣がある場合は、予防用スプレーを使用せず、その場から離れてください。
外壁の隙間をふさぎ換気口に防虫網を付ける
ミツバチやスズメバチは、外壁のひび割れや配管の貫通部、屋根と壁の継ぎ目の隙間から建物内部へ入り込み、壁の中や屋根裏に営巣します。
幅1センチほどの隙間があれば通り抜けるため、パテやコーキング材、金網でふさいでおくことが重要です。
換気口や床下換気孔には、目の細かい防虫網を張ると、通気を保ったまま蜂の侵入を止められます。
空き家の点検時に、新しい隙間ができていないかもあわせて見ておきましょう。
庭木の剪定と草刈りを行う
枝葉が密集した庭木は、雨風を避けやすく、外から巣が見えにくいため、蜂に巣を作られることがあります。
庭木の成長に合わせて年1〜2回を目安に剪定し、重なった枝や建物に接している枝を取り除きましょう。
雑草を刈り、落ち葉や植木鉢、積み上げた木材なども片付けると、地面の穴や小さな巣を見つけやすくなります。
地面の穴へ蜂が出入りしている場合は、内部に巣が作られている可能性が高いため、草刈りなどの作業を中止してください。
庭の見通しを良くしておけば、蜂の巣を早い段階で発見しやすくなります。
空き家の庭木伐採はいくら?費用相場と放置リスク・依頼先を解説
庭木の周辺には製品表示に従って木酢液を使う
木酢液には独特の煙のようなにおいがあり、蜂が庭木へ近づきにくくなる場合があります。
ただし、蜂の巣を確実に防げるものではないため、木酢液だけに頼るのは避けましょう。
使用する場合は、蜂よけや害虫対策への使用方法が表示された製品を選び、ラベルに記載された希釈倍率を守ります。
植物が変色する可能性もあるため、最初は庭木や地面の一部へ少量を散布してください。
侵入口の補修や定期点検を基本とし、木酢液は補助的な予防策として取り入れましょう。
管理会社に定期巡回を依頼する
空き家から離れた場所に住んでいると、毎月現地を訪れて蜂の巣を確認するのは大きな負担になります。
空き家管理サービスや地元の管理会社へ依頼すれば、軒下や戸袋、換気口、庭木などを定期的に点検してもらえます。
契約前に、蜂の巣の確認が点検項目に含まれているか、写真付きの報告や発見時の連絡に対応しているかを確かめましょう。
料金は月5千円ほどからが目安ですが、巡回回数や点検範囲、空き家までの距離によって異なります。
ただし、蜂の巣の駆除は別料金になることが多いため、業者の手配まで依頼できるか確認が必要です。
空き家管理サービスの選び方ガイド!おすすめ7社・メリット・費用を解説
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駆除を繰り返す前に!害虫被害が続く空き家の5つの選択肢

予防や駆除をしても蜂の巣が繰り返しできる場合は、建物の隙間や伸びた庭木など、巣を作りやすい状態が残っている可能性もあります。
毎年の駆除費用に加え、定期点検や庭の手入れ、近隣への対応にも負担がかかり続けます。
今後も空き家として維持するのか、修繕して活用するのか、売却や解体を検討するのかを一度整理することが必要です。
ここでは、害虫被害が続く空き家について考えたい5つの選択肢を紹介します。
建物の状態や年間の管理費用、今後利用する予定を踏まえて、現実的な方法を検討しましょう。
修繕して自宅やセカンドハウスとして使う
今後も自分や家族が利用する予定がある場合は、必要な修繕を行い、自宅やセカンドハウスとして活用する方法があります。
まずは、次の箇所を点検して修繕費用を確認しましょう。
- 屋根や外壁の傷み
- 雨漏りの有無
- 軒下や戸袋の隙間
- 水回りや電気設備の故障
蜂の侵入口をふさぎ、庭木の剪定や草刈りを続ければ、巣を作られにくい状態を保ちやすくなります。
定期的に滞在することで、小さな蜂の巣や建物の不具合にも早い段階で気づけます。
週末や長期休暇に通える距離であれば、菜園や趣味を楽しむ拠点としての活用も可能です。
断熱や水回りを改修する場合は、利用頻度と工事費を比較し、無理のない修繕範囲を決めることが重要です。
リフォームして賃貸住宅や店舗として貸し出す

建物の状態が比較的良く、自分で使う予定がない場合は、リフォームして賃貸住宅や店舗として貸し出す方法があります。
賃貸物件として活用すれば、使っていない空き家から家賃収入を得られる可能性があります。
ただし、貸し出したあとも、建物の修繕や安全管理は所有者の責任です。
入居者対応や定期点検を管理会社へ委託すると、遠方に住む所有者の負担を減らせます。
想定家賃や入居率、管理費、修繕費を調べ、リフォーム費用を回収できる見込みがあるか確認しましょう。
店舗として貸し出す場合は、用途変更や消防設備などの追加工事が必要になる可能性もあります。
空き家を賃貸活用するなら相談窓口はどこ?問題解決までの流れも解説
自治体や事業者と連携して地域の施設に活用する
自分や家族が使う予定はなくても、建物を残したい場合は、地域の施設として活用する方法があります。
空き家バンクや自治体のマッチング制度を利用すると、集会所や子ども食堂、コワーキングスペースなどを運営するNPOや事業者を探せます。
空き家を地域資源として残しながら、運営団体と建物の管理を分担できる点が特徴です。
ただし、用途によっては、消防設備や耐震補強、バリアフリー化などの工事が求められます。
自治体の担当窓口へ相談し、補助制度のほか、改修費や管理費を誰が負担するのかも確認しましょう。
空き家の活用方法5選!アイデアやメリット・デメリットを事例を含めて解説
建物を解体して駐車場や土地として活用する
雨漏りやシロアリ被害、構造部分の腐食が進み、修繕費が高額になる場合は、建物を解体して土地を活用する方法があります。
建物を撤去すれば、軒下や戸袋、屋根裏などに蜂の巣を作られる問題に加え、倒壊や部材の落下といった危険も解消できます。
解体後の土地は、周辺の需要に応じて月極駐車場や資材置き場として貸し出すことが可能です。
ただし、土地の整備費用がかかるほか、住宅用地の軽減措置が外れて固定資産税が増える可能性もあります。
解体を決める前に、工事費や解体後の税額、土地活用によって得られる収入を比較しましょう。
なお、更地にしたあとも、地面や庭木に蜂の巣を作られないよう、草刈りや定期点検を続ける必要があります。
空き家の解体費用の相場とは?構造別の目安と払えない時の対処法を解説
現状のまま売却して管理負担を手放す
今後使う予定がなく、蜂の駆除や庭の手入れ、定期点検が負担になっている場合は、空き家を現状のまま売却する方法があります。
空き家専門の買取業者には、リフォームや解体を前提として、蜂の巣や建物の傷みが残った状態で買い取るところもあります。
ただし、蜂の巣や雨漏り、シロアリ被害など、把握している問題は事前に伝えなければなりません。
現状のまま売却できる場合でも、補修や解体にかかる費用が差し引かれ、売却価格が低くなる可能性もあります。
遠方に住んでいる場合は、現地調査や残置物の処分、司法書士の手配まで相談できる不動産会社を選ぶと手続きを進めやすくなります。
仲介と買取の両方から査定を取り、売却価格だけでなく、費用や売却までの期間も比較しましょう。
空き家の売却方法5選|手続きの流れ・税金控除の活用術・注意点も解説
蜂の巣駆除が負担な空き家は今後の使い道を早めに考えよう

空き家にできた蜂の巣は、近隣住民が刺される事故だけでなく、建物の点検や修繕ができなくなる原因にもなります。
巣を見つけたときは無理に近づかず、自治体の支援制度を確認したうえで、必要に応じて専門業者へ駆除を依頼しましょう。
駆除後は侵入口をふさぎ、定期的な点検や庭木の手入れを続けることで、新たな巣を作られるリスクを減らせます。
それでも蜂の巣が繰り返しできる場合は、駆除だけを続けるのではなく、修繕や賃貸、解体、売却なども含めて空き家の今後を見直す時期かもしれません。
湘南エリアに所有している空き家の蜂の巣対策・駆除の進め方や、その後の管理・活用でお悩みの場合は、湘南空き家ラボへお気軽にご相談ください。
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